資金調達費用について

資金調達費用は、BTCC先物の中核となる運営メカニズムであり、BTCCの無期限先物契約の価格が各国のと近い価格に維持するためのものです。

資金調達費用はユーザー同士の間で発生し、BTCC側が徴収することがありません。
資金調達料は、18:00 、02:00、10:00 （日本時間）の8時間ごとに買い手と売り手の間で直接交換されます。
よりスムーズに取引ができるため、取引への影響を抑え、取引ができるまま資金調達費用を計算いたします。そのため、資金調達費用徴収・反映時間に遅れが生じる可能性があります。例えば、トレーダーが 10:00:05 (日本時間) にポジションを注文した場合でも、資金調達費用の徴収・反映が行われる可能性がありますので、取引時間にご注意ください。
資金調達費用が請求された場合、利用者の保有ポジションの固定証拠金から引かれます。最多で利用者の証拠金率が証拠金率を維持できる金額まで、また一定以上の割合で余る金額まで差し引かれ、余った金額は再度請求されることはありません。 ユーザーが実際に徴収できる資金調達費用も、システムによって取引相手の口座から差し引かれる合計額によって異なります。

資金調達費用の計算方法

受け取った、または支払った資金費用の計算式は次のとおりです。
資金調達費用 = 資金調達率 x ポジション価格
ポジションの価値はレバレッジとは関係がなく、ポジションに割り当てた証拠金に基づいていません。
資金料率の計算式は次のとおりです。
資金調達率 = 平均プレミアムインデックス（P）+ クランプ{利率（I）- 平均プレミアムインデックス（P）、a、b}
その中で、利率インデックスI = 0.01％、平均プレミアムインデックスPはプレミアムインデックスの平均数であり、プレミアムインデックスはスワップ価格とスポット指数価格のプレミアム関係を反映しています。具体的な式は次のとおりです。
プレミアムインデックス
=【Max（0、ショック購入価格-価格インデックス）- Max（0、ベンチマーク価格 - ショック売却価格）】 / ベンチマーク価格
プレミアムインデックスの計算頻度は1分ごとに1回です。
① ショック購入価格
ショック購入価格 = 購入キューが「ショック証拠金」に達したときの平均価格
ショック売却価格 = 売却キューが「ショック証拠金」に達したときの平均価格
② ショック証拠金
ショック証拠金とは、200USDT証拠金で取引できる金額を指します。
具体的な式は次のとおりです。
ショック証拠金= 200 USDT / 最低維持証拠金率
例： BTCUSDTの最低維持証拠金率 0.5％の場合、
BTCUSDTスワップのショック証拠金 = 200USDT / 0.5％= 40000USDT

特殊の状況

市場が大幅に変動する場合、BTCCは資金調達率の上限・下限を調整する権利を有し、及び徴収期間を1日3回から3回以上に引き上げる権利を有します。